iReal Pro

iReal Proというアプリはなかなか使えるやつですよ。


本来の使い方

このアプリはいわゆるマイナスワンというやつで、メロディが入っていない伴奏だけが流れるアプリです。

普通は、その伴奏を流しながらメロディの演奏やアドリブの練習をする為に使います。

 

もともと入っているのは一般的なコード進行(例えばブルースとか)や全部のキーでツーファイブをやる、といった本当にアドリブの練習色が強いものです。

 

それ以外にも、自分でコード進行を入力することもできるので、有名曲のコード進行を入力してそれに合わせて演奏するなんてこともできます。

 

演奏者にとっては非常に勉強になる、練習に使えるアプリだと思います。

 

ですが、私はもう演奏からは足を洗った?のでそういう使い方はしていません。

もちろん作曲に活用しています。

 

作曲に活用する

曲を作る手順は人それぞれだと思いますし、同じ人でもいろんな手順で曲を作ると思いますが、コード進行を先に考えるやりかたで曲を作るときに力を発揮します。ジャズっぽい曲ならなおさら相性がいいと思います。


どのように活用するのかというと、先ほど挙げたとおり自分でコード進行を入力することができるので、自分で考えたコード進行を入力してみます。

こんな感じで自分で考えたコード進行を入力するだけです。

演奏スタイルや、テンポ、繰り返し回数なんかも設定できます。

演奏スタイルはジャズ以外にもラテンやポップスタイルの演奏もありますので、イメージしたものに近いものを選びます。

 

これが、なかなかいい演奏なんですよ。本当に。


で、このアプリに自分が作ったコード進行を演奏してもらって客観的に聞いて、気になるところを直してという感じで1曲のコード進行を完成させることができます。


コードネームを指定するるだけなので、自分が知らないコードを入力しても勝手に演奏してくれます。

これは、コード進行の知識がない人でも作曲の幅を広げることにつながると思います。

いろんなコードを試してみて、耳で聞いて判断すればいいのです。

 

でも、さらにすごいのはここからです。


コードを打ち込む参考にできる

せっかく、いいコード進行ができたとしてもコード自体の知識があまりない人は、その構成音がわからなくて、打ち込むときに困るということがあります。


GarageBandやCubasisにはコードネームを指定する機能があるので構成音を知らなくても勝手にやってくれますが、KORG Gadgetにはその機能がないので、コードを鳴らすためには構成音を一音一音入力する必要があるのです。


で、その時にiReal Proを使えばこうなります。

なんと、先ほど作ったコード進行に対してどういう風に鍵盤を押せばいいか表示してくれるではありませんか!

とりあえず、このまま打ち込んでおけば間違いはないでしょう。そのあとちょっといじって自分で工夫してみることもできます。

 

自分の知らないコードでも指定すれば演奏してくれるし、もしそれが気に入った場合にはその構成音まで教えてくれるという至れり尽くせりなアプリです。

コード進行の知識がなくてもどんどん試してみればいいわけです。


メロディ作りにも使える

メロディ作りにも非常に役立ちます。

そもそも、このアプリはアドリブ演奏を練習するためのアプリです。

 

アドリブとはアドリブ(即興)でメロディを作ることです。作曲で一生懸命頭を悩ませてメロディを作るのも、アドリブでメロディを作るのも、メロディを作るという行為自体は変わりません。


なので、単純にこのアプリに自分が作ったコード進行を演奏してもらって、それに対して鼻歌でも楽器ができる人は楽器ででもメロディをちょっとずつ作っていけばいいわけですね。

 

何回も繰り返して、ひとつのメロディを完成させていくイメージです。

まあ、これはDTMアプリでも繰り返し再生すればできますね。

 

でも、コード進行から使える音を考えて作っていくというやり方の場合はどうでしょう?

その場合、コード打ち込みの時にも出てきた「知らないコード」問題が出てきますね。

自分が知らないコードなので、どういうスケールが使えるのかわからない…

 

ご安心ください。

「このコードならこういうスケールが使えるよ」と教えてくれます。

なんて素晴らしいんでしょう。


これで難しいコード進行を作ってしまったとしてもきちんとそれにあったスケールでメロディが作れるわけです。

しかも、ひとつのコードに対して、複数提示してくれるのでちょっと違った感じを出したいときにはいつも使わないスケールを選んでみる、と言ったこともできます。

 

ここまでやってくれれば、きっといいメロディができるはず。(希望)


この演奏自体を活用する

これはちょっと手抜きのような気もしますが、このアプリの演奏はなかなかいいと思います。

なので、この演奏をそのまま自分が作っている曲に使ってしまおうということです。

演奏全部を使うこともできますし、ミキサー機能もあるので、ベースだけとかドラムだけ音量を残してそれだけ使うといったこともできます。

で、それをオーディオデータとしてほかのソフト、GarageBandとかにコピペしてやればいいだけです。

オーディオ共有っていうやつですね。


まあ、DTMerとしてはベースやドラムも自分で打ち込んで作りたいと思う(と思う)ので、これは邪道なやり方ですね。


まとめ

iReal Proは演奏者はもちろん作曲をする人にも非常に役に立つアプリです。

特に、私のようにコード進行などの知識があまりない人にはとてもとても役に立つアプリだと思いますよ。


以上です。